記事一覧: 映画 お出かけ チューダー朝

Karlsruhe のボードゲーム店2011年07月19日


Kalrsruhe のピラミッド

カールスルーエのマルクト広場には、どういうわけか上のようなピラミッドが立っている。

多分、これにちなんだ名前なんだろうけど、カールスルーエに Spiele-pyramide というボードゲーム専門店があるのを見つけた。

表の通りからちょっと小道を入ったところにある。

Spiele-pyramide

間口から想像したより、中はずっと広くて、壁一面と、部屋中央の棚の列にぎっしり色んなゲームが展示してある。こんなに種類豊富に展示してあるのをみたのは日本でもドイツでも初めて。なかなか本格的なゲーム屋さんに足を運ぶ機会がなかったからねー。

Spiele-pyramide 表のショーケース

これは表通りにあるショーケース。これを見ると、カタンとか Dixit とか世界の七不思議とか有名どころばかり並べてある感じだけれど、店内の品揃えは幅広かった。

店員の兄ちゃんが話しかけてくれたので、英語で返事すると、即座に英語に切り替えてくれて、とてもありがたい。「うちは娘二人と三人で遊ぶんだ、○才と○才、子供達は英語もドイツ語も分からないから…」というと、「皆まで言いな」とばかりに「わかった、言語非依存のゲームがいいんだね」とお勧めを探してくれ始めた。

「今までやったのはカタンとか、アルハンブラとか、あ、あとそこに置いてある指輪物語も好評だった。」というと、「そうか、協力型のゲームが面白かったんだね。じゃぁ、こんなのがあるよ。」と教えてくれたのは、 Die verbotene Insel (禁断の島)

これ、家の近所の百貨店でも売ってるし、どこかのブログでパンデミックを薄めたみたいで新味なし、とか書いてあったなぁ、と、ひそかに「これはパス」と思っていたら、

 「島がね、沈んでいくので、その前に脱出するんだ。」

「パンデミックって知ってる?あれと同じ作者なんだけど、こっちの方がやさしいんだ。」

「指輪物語はいいゲームなんだけど、あれは、一旦やり方がわかっちゃうと、70~80%ぐらいの確率で勝てちゃう。その点、このゲームは、島の形をいろいろアレンジできて、毎回新しいチャレンジができるんだ。」
  
   → 「えーっ!うちでやったらちっとも勝てなくて、先日ようやく初めてサウロンを
      倒したんだよー。」

とか説明を聞いているうちに、「そうか、確かに子供たちとやるのにはパンデミックはテーマが暗いし、易しい目のゲームの方がいいかも」と納得。

でも、やっぱり近所の店では買えないゲームも買いたい。ここまで来るのに高速飛ばして1時間かかるしね。これだけ凄い品揃えなんだからじっくり見てみよう。

「そうか。じゃぁ、これはどんなゲームかな、と思ったらいつでも聞いて。」

と、どこまでも気さくな感じ。で、延々いろんなゲームを眺めていると、他のお客さんも結構たくさん来ている。ティーンエイジャーが数人連れ立ってきたり、もう少し小さい子を連れた家族連れが来たり。あまりオタクの巣窟っぽくない。

いくつか気になった箱を持って、さっきの店の人に話を聞こうと近づくと、こちらが何も言う前から顔をしかめてる。「これはどんな感じ?」と聞いてみると、

「それは、結構ゲームをやりこんだ人むけだから、難しすぎるよ。」

と却下される。うーん、娘の歳まで言ったのが失敗か。「うちの娘は賢いからたいていのゲームはこなすぞ。ドイツ語しか書いてないカードでも、一度説明すると絵柄で覚えちゃうんだぞ」と思ったが…

とはいうものの、確かに、準備が面倒だったり、時間が掛かりすぎるものの受けはそんなによくない。ここは一つ店の人の言うことを聞いておこうか…

その後も、二つほど「これはどう」と聞いてみたのだけど、「それは…6年ぐらい前のゲームで、僕はよく知らない。年に500から600ぐらい新しいゲームが出るから…」と、暗に、そんなに人気のあるゲームじゃない、と言われたり、「それは、ちょっと普通のゲームじゃなくて、音を頼りに謎解きをする…」と、どうも「その選択は感心しない」と言われている感じ。

まぁ、その「よく知らない」と言われた方のゲームは、盤面のグラフィックに雰囲気があって気に入ったので、買うことに。 Lost Valley ってゲームで、アメリカで砂金掘るような設定らしい。「禁断の島」も併せて買ってきた。

ゲーム自体の話は、娘達と遊んでみてから書こうと思う。

表の通りに出ると、すぐ近くにはこんな看板が。

レストランの看板

いやー、これはさぞかし立派なレストランなんだろーなー。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
私が好きなのは次のうちどれでしょう。
ボードゲーム 
オードトワレ 
ガードレール

コメント:

トラックバック