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The Second Best Exotic Marigold Hotel2015年08月11日

ジュディ・「M」・デンチと、マギー・「ヴァイオレット」・スミスが夢の共演。


  The Second Best Exotic Marigold Hotel (邦題未定、でも多分:マリーゴールドホテルで会いましょう2)


って実は続編だったらしい。 The Best Exotic Marigold Hotel 、邦題「マリーゴールドホテルで会いましょう」、って映画があるのは知らなかった。飛行機の中で見ました。


舞台はインド、ジャイプール。半分ぐらいかそれ以上にインド映画。踊りのシーンもちゃんとある。


インドの小さなホテルに集まるイギリス・アメリカの高齢の男女。ホテルを守り立てようとハッスルする若いインドの支配人。


リチャード・ギアも出てるな、と思っていたら、なんと。


ペネロピー・「イザベル」・ウィルトンまで登場。ほら、ダウントン・アビーのマシューのお母さんですよ。


なんて豪華なジジババ映画。


ドイツ映画の Bis zum Horizont, dann links! にも似ているけれど、もっと華やか、もっと派手。


"The second best..." って変な題名だとは思ってた。普通に読むと、「ベスト」ではなくて、「二番目にいい」って意味なので、誰がそんな名前をホテルにつけるんだろうと思うし、それが映画の名前になっているのも変。


映画を見ると、ホテルの支配人が、二軒目のホテルを建てたがっていて、一軒目が "The best ..." だから、二軒目は "The second best ..." だってことらしい。


それで一応納得してたので、映画自体が二作目の続編だ、というのは予想外だった。


カールスルーエのボードゲーム店2015夏2015年08月11日

Spiele-Pyramide
Spiele-Pyramide遠景

カールスルーエのおもちゃ屋さん Spiele Pyramide に久しぶりに行ってきた。


 Spiele Pyramide


以前行ったときの記事はここ


2013年の夏に、前の場所から移転して、ずっと目立つ大通りに面した場所に、ずっと広い店を構えていた。


前は、ボードゲーム・カードゲームの専門店、という感じが強かったのだけど、今は普通の小さい子向けのおもちゃまで含めて、おもちゃ全般を扱っている。


でも、ボードゲーム・カードゲームの品揃えは豊富で充実。入り口入ってすぐ右の一列は左右にその手のゲームが並んでいる。とりわけ、右の壁は天井まで届く背の高い棚があって、一番上の棚までいろんなゲームがぎっしり。


さらに、店の真ん中にある階段を登ると、二階にはゲーマーが集まってボードゲームやRPGをプレイしていた。ちいさい子ども達じゃなくて、ジーンズにTシャツの、ティーンエイジャーからもう少し年のいったおっさんまで。濃い雰囲気がただよう。


一階のレジや店内には、女性の店員が何人かいて、小さい子向けのおもちゃを買いに来るお母さんも安心。


一方で、ゲームの列では知識豊富な店員がゲームに関する質問に詳しく答えていた。たぶん。ドイツ語なので詳しくはわからん。店員にアドバイスを求めるお客さん多し。客層は、結構年齢が高く、30歳前後の男女二人連れとか、40歳ぐらいの女性もいた。後者はどうやら子供のいるお母さんらしかったけれど。


入り口に一番近いところには、高い棚に、割合最近のゲームらしきものを集めてある。「アンドールの伝説」とその続編、みたいに、ヒットしたゲームに最近でた続編が並べてあるケースがいくつか目立った。


他に気になったところでは、 ロビンソン・クルーソーってゲームが置いてあった。箱も重いしコマもカードも多そうで、カードには結構テキストが書いてあって、ドイツ語でやるにはちょっとつらそうなのだけど、とっても面白そうではあった。


しかも、そのゲームと同じ作者、という触れ込みの Imperial Settlers というのもあって、これがまたヘビー級な感じなのだけど、古代エジプトや古代ローマとならんで日本が出てきてしまうという、トンデモな設定が……作者はポーランドの人らしい。


箱の重いゲームに興味を引かれつつ、日本に持ってかえる手間と、ドイツ語でやる敷居の高さを考えて、もう少し軽いゲームをいくつか買った。



Colt Express は、ゲームボードの代わりに、立体的な列車の上でコマを動かす。列車はカードボードから部品を外して組み立てるのだけど、組み立てた後もちゃんと箱に収まるようになっている。二人でやっても、めっちゃ楽しい。五人ぐらいでやると、さぞかし賑やかだろうな。


Machi Koro はまだ遊んでみていない。


Dobble はルールが簡単で、説明が10秒で済むのがいい。あんまりドイツゲームに興味がないうちの奥さんや上の娘もすぐできる。家族で旅行に行った時、宿で、家族4人でやってみた。盛り上がるのだけど、トランプのスピードみたいな集中力と反射神経を試すゲームなので、ちょっと疲れる。長くはできない。うちの奥さんは一回やって、一位になって、疲れた、と言って抜けてしまった。しかし、大勢で盛り上がるにはとてもいい。


Love Letter はハプニング感がある。イベントカードがあるわけでもないのに。手札が特定のカードの組み合わせになったとき、「こうするしかないじゃん」という状況が起きるのだけど、それが、連鎖反応を引き起こして、「まさか、こんなことになろうとは」という結果を生むことがあるのだ。


Love Letterは、カールスルーエではなくて、別の町にある雑貨チェーン店の Müller で6 Nimmtと一緒に買いました。 6 Nimmt は一つ持っているのだけど、人にあげるため。


それにしても、日本のボードゲーム事情も随分いい方向に変わったなぁ。 Machi Koro と Love Letter は両方とも日本人が作者で、それが国際的に好評を博しているらしい。また、Dobble は、事前に「放課後さいころ倶楽部」で見ていなかったら多分買ってなかった。これはボードゲームがテーマのマンガ。


Spiele Pyramide でもどこのドイツの本屋でも、日本のマンガが翻訳されて大量においてある。「放課後さいころ倶楽部」はドイツでは出版されてないのかな?