スカイフォールとスタートレック ― 2014年01月26日
スター・トレック イントゥー・ダークネスのレンタルが始まったので、日本語字幕付きで見直した。
SHERLOCK でカンバーバッチの大ファンになったうちの奥さんも非常に楽しみにしていて、見終わってからは、「カンバーバッチが主役だった」と満足げに言い放っていた。よかったね。「カンバーバッチが悪役でなくて良かった」とも。いやー、結構カンバーバッチのせいで人がたくさん死んでるぞ、というか直接手を下して殺してるぞ。あ、全然聞いてないね。
で、字幕付きで見なおすと、字幕なしで英語で見たときには、あんまり分かっていなかったことが色々あったのが、残念ながら分かってしまう。むぅ。
字幕付きで見たって、一回目に見たときには気がつかないことは色々あるはず。二回目に見たときに気がついたのは、字幕があったからじゃないかもしれない。そうだきっと。そういうことにしておこう。
で、気がついたこと。これって、話の構造が007 スカイフォールとよく似ている。
カンバーバッチの役、ジョン・ハリスンは、元連邦の職員で、かつての上司に裏切られた結果、その復讐のために連邦本部に攻撃を仕掛け、かつての上司を執拗に狙う。
スカイフォールでは、ハビエル・バルデムが演じたシルヴァは、元MI6のダブルオー要員で、かつての上司に見捨てられた結果、その復讐のためにMI6本部に攻撃をしかけ、かつての上司を執拗に狙う。
いや、もっと詳細の話をすれば、色々違うのは分かってる。でも、上の説明は間違ってないし、こう説明すると、ほとんど同じでしょ?
敵役に強い、主人公と互角のキャラクターを設定しようとすると、同じ組織の出身である、という設定になりがちなのかなぁ。でも、カークやスポックがヒーローなのは、連邦に所属しているからじゃないし。
やはりこれには、アルマゲドンとディープ・インパクトの関係に似た事情があるんだろうか。
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