リモコンを買い換えて幸せに ― 2013年08月31日

ふと思い立ってリモコンを買ったら幸せになった。
RM-PLZ330D SONY
TVとDVDレコーダーをPanasonicで揃えて持ってるんだけど、DVDレコーダーのリモコンが使いにくくて困ってた。とにかく反応が遅い。特にDVDレコーダーがひどくて、何度もボタンを押さないと反応してくれない。買った当初からそうで、外れを引いたとあきらめていた。TVの方はそれほどひどくはなくて、ボタンを押せば必ず反応するのだけど、もっさり感がある。
DVDレコーダーの反応が悪いのは、もう一つ、別の理由もあるかも、と思っていた。DVDレコーダーはTV台の中に置いていて、TV台の扉を閉めて使っているのだ。この扉には大きなガラス窓がついているので、リモコンの信号は通る。でも、リモコンとDVDレコーダーの角度によっては、扉の木の枠に邪魔されて、リモコン信号は届かない。信号がガラス窓を通る時にも、ガラスで反射されて信号が弱くなっているかもなぁ、と思っていた。
今のDVDレコーダーを買う前には、SONYのPSXを持っていた。久夛良木さんが作ったという、PS2ゲームも遊べるDVDレコーダー。これの操作性はすごく快適で、リモコンにはさくさく反応するし、録画予約も、取った番組を見るのも、何をするのも分かりやすい画面デザインだった。PSXのシリーズは随分前に生産中止になってしまったが、PSXの操作画面は他のSONYのDVDレコーダーにも受け継がれたようだ。
PSXのさくさくリモコンに慣れた後で、今のDVDレコーダーのリモコンの反応の悪さ、TVリモコンのもっさり感はどちらもショックだった。でも、そのまま数年、あきらめていた。先週までは。
先週ふと気がついたのは、DVDレコーダーの反応が悪いのは、単にボタンの機械的接触が悪いらしいこと。特に、リング状にならんだ上下左右キーの反応が悪い。接触不良ならリモコンを取り替えれば解決する。そこで、 「世の中、学習リモコンってものがあるな」と思い出して、ググってみた。学習リモコンてのは、操作したい装置の種類やメーカーを問わず、装置に付属のリモコンと同じ信号を出すように設定できるリモコンで、普通、割合小さなメーカーから出てる。中国製、台湾製らしきものも多い。
面倒なのは、メーカー製のリモコンと同じことができるようにするためには、メーカー製のリモコンを使って、信号を教え込まないといけないこと。ボタンが30個あるリモコンなら、30種類の信号を教えないといけない。でも、一回だけの手間だし、それでリモコンの反応がよくなるのならその甲斐はある。そう、心に決めて、近所の家電量販店に行く。Amazonで見つけた学習リモコンは、なんだかもう一つ魅力がなかったので。
そこで見つけたのが、冒頭のSONY製学習リモコン。SONYだけでなく、他社のTV、DVDレコーダーを始めとする機器について、あらかじめリモコン信号を学習済み。メーカー製リモコンと一度だけ向かい合わせにして、電源ボタンの信号だけを読み取らせれば設定完了。
操作性のよかったPSXと同じSONY製だから、きっとあのさくさく感を再現してくれるに違いない、と、迷わずその店で買ってきた。
これで操作してみたら、うちのDVDレコーダーが確実に反応する!やっぱり問題は接触不良だったらしい。
その上、この学習リモコンは、4個まで違う機器のリモコン信号を同時に設定できるので、TVのリモコンもこれで済むように。今まで使っていたメーカー製リモコンは二つともお払い箱にして、TVの回りがすっきり。
残念ながらTVのもっさり感は解消しませんでした。これはリモコンの問題じゃなかった。
それにしても、驚いたのは、このSONY製の学習リモコンについているボタンの種類と配置が、Panasonic製のDVDレコーダーリモコンとほとんど変わらなかったこと。何かこの辺の規格って標準化されてるのか、お互い真似しあってるのか...
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