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Skype for iPad が Bluetooth に対応!2011年10月02日

とうとう iPad の Skype が Bluetooth ヘッドセットを認識するようになった。


1年前 、 Nokia BH-505 を買って、 Skype と使えなかったときのガッカリ感といったらそれはもう。


iPad で久しぶりにソフトウェアの更新をかけたら、 Skype for iPad の更新内容 の記述に Bluetooth の文字が。


早速使ってみると、確かに聞こえる! Skype からの音声が Bluetooth ヘッドセットから!


1年以上待ったけれども… (こみ上げる静かな感動)。






しかし、なぜ今なのかなぁ。 iPhone 本来の電話機能と張り合うことがないように Apple が規制してたんだろう、と勝手に思っていたのだけれど、結局使えるようになったなぁ。


今年の夏にまず、iPhone 版とは別に iPad 版が出たのが布石だったってことかな? iPad 専用版なら iPhone の電話と張り合わないものね。で、今回 iPad 版でのみ Bluetooth に対応。うん、もっともらしい。


ただ、それならなぜ iPad 版を出したときにすでに Bluetooth 対応にしなかったのだろう。あの時も激しくがっかりしたんですけど。


[同日追記:


違った。今回の update で、 iPhone 版も Bluetooth に対応してる。もう、何も分からない。]


ま、いいや。これで私の BH-505 はさらに利用場面が増えたし。

おとさまランチ2011年10月02日


もちもちショコラオレンジ

先日、家に帰ると、食卓にこのような物体が。今日は私の誕生日。

ドーナツは、Tully's のもちもちショコラオレンジ。初めて食べたのだけど、素晴らしい。これでファンになって、後日、これだけのために Tully's に買いに走りました。

その上のは、上の娘が作ってくれたもの。


...


(思い出して感動している)


...


(まだ感動している)



いやいや、よそ様から見れば、駄洒落入りの小旗にすぎないのは分かっておりますが、いやー、まいったな。嬉しい。

ちなみに、うちの奥さんも、夕食に私の好きな小皿料理っぽいもの(うちの中では「こちゃこちゃっとした料理」、と呼んでいる)を作ってくれました。


...


(満面の笑み)

秋の Heidelberg2011年10月16日


トラム

旧市街と新市街の境目、Bismarckplatz に入ってくるトラム。

先週は空がどんより暗い日が多かったのだけど、週末の今日は明るい青空。

気温はもうしっかり肌寒い。上着を着て、中にはヴェストも着こんで、久しぶりに市内パトロール。

Neckar 河畔の芝地

橋の向こうの芝地。寒くなっても、まだヨットが出てるね。

Neckar川沿いの道路

なんだか道も空いてるなぁ。

道路標識

お、橋の上の道路標識が新しくなってる。右に行くとエーベルバッハ。少佐~。

橋を渡って、哲学の道へ登ります。

屋根の上の青い空

哲学の道の周辺は豪邸が並ぶ。屋根の上の空が、もうそれはそれは青い。隣の芝生どころぢゃない。

屋根の上の青い空2

上ばかり見ながら歩く。

屋根の上の青い空3

まぶしい白い壁に、真っ赤な実。

巣箱

お、巣箱が釣ってある。まだ鳥の気配はなし。

赤い実

♪赤い目の小鳥、なぜなぜ赤い、赤い実を…

賑わう哲学の道

さすがにいい天気だけあって、哲学の道、今日は結構賑わってます。

哲学の道から城と橋

定番、張っときますね。哲学の道から見下ろす城と橋。

結婚式の二人

橋の横で記念写真を撮る、結婚式の二人…なんだけど、落ちるよ、危ないよ、そこ。

賑わうMarktplatz

聖霊教会と市役所の間の Marktplatz は屋外カフェのテーブルと人でいっぱいだった。

肌寒くても、まだまだ楽しく観光できる Heidelberg の秋。

週末のジャガイモ退治2011年10月23日


不敵なジャガイモたち

冷蔵庫にのさばるジャガイモたち。スーパーで一番小さい袋を買ったのに、なかなか片付かない。うちの奥さんからレシピを仕入れ、いざジャガイモ退治。

細切りのジャガイモ

お前なんかこうだーっ。

しかし、あまりの量に、助けを呼ぶことに。

細切り豚肉

Geschnetzeltes Schweinefleisch 細切りの豚肉300g強。スーパーで既にこういう形に切って売ってます。細切りというにはやや太いけど。

いい感じに炒まったので、一旦どけて、ジャガイモと戦う。

ふてぶてしいジャガイモ

ぎゃぁ。なんぼなんでも多すぎ。しかし強火で攻め続ける。

肉と調味料で制圧

さっきの肉と、調味料(塩小さじ3、砂糖小さじ6、しょうゆ大さじ3、酒…ないのでみりん大さじ3)で攻撃すると、ようやく手に負える感じになってきた。

洋芋肉糸

洋芋肉糸。1人前。これだけで満腹に。おいしゅうございました。

明日の朝も、昼も戦いは続く。多分。

Bad Teacher2011年10月30日

同級生の女の子にあこがれる、教え子の冴えない男の子に向かって、


「あたしがあの子ならあなたを絶対好きにならないから。


あ、あたしはあの子より、もっとカワイかったけど。」


   Bad Teacher  (邦題未定: ワルイ教師?: バッド・ティーチャー )


[2012年4月11日追記: 邦題判明。まんまやんけ。でも「イケナイ先生」とかよりずっとまし。評価する。]


キャメロン・ディアス主演のコメディ。映画見終わった直後の感想は、「だめぢゃん、これ。」だったんだけど、何か切り捨てるにはもったいないものを感じて、2,3日するうちに、ちょっと評価変わった。


エリザベスは小学校の教師。授業は映画を見せるだけ。他の教師との交流はまっぴら。金持ちの男性教師を狙って、豊胸手術を受けるべく、その資金稼ぎのために、犯罪すれすれの悪事を繰り返す…


だったらまだいいんだけど、犯罪すれすれじゃなくて、やってることが全部はっきり犯罪。


で、最後まで改心しません。一ミリも。で、本人が幸せになるハッピーエンドです。同僚の教育熱心な熱血女教師は陥れられて不幸になります。


っていうストーリーはどうよ。これはあんまりだろ。


と思ったのが、見終わった直後の感想だったのだけど。それで切り捨てようとしたのだけど、ちょっと何か頭に引っかかる。


一つには、単純に2時間面白かったのですよ。いや、夢中になって見たわけじゃないが、飽きはしなかったし。


あれかなぁ、ありがちな教師物のパターンをきっちり裏切ってくれてるからかなぁ。


教師物ねぇ。金八先生、BE FREE、いまを生きる、ルアン先生にはさからうな、GTO、ごくせん。主人公の教師は、型破りで、校長をはじめとする管理職とは反りが合わないが、反抗する生徒のためには力を尽くし、最後には生徒と必ず分かり合える、のがパターンでしょう。


エリザベスは確かに型破り、というか従来の話なら悪役で必ず一人は出てくるタイプ。校長をはじめとする管理職は手玉に取り、同僚を陥れ、生徒はほったらかし。追求するのは自分の幸せだけ。最後まで。


逆に周囲の脇役には誰も悪人は居ません。悪人はいないが…ちょっと何というのかな、空気読みすぎて流れに合わせすぎてキャラクタがおかしくなっている奴らが配置されていて、エリザベスが踏みにじっていくのはそういう奴ら。


さすがにそれだけでは話が持たないと思ったのか、二人だけ少し心が通う人物がいます。受け持ちの男子生徒のギャレットと、体育教師のラッセル。


以下ネタバレ。








ギャレットは同じクラスの女の子チェイスが大好きで、ある日意を決してみんなの前でいきなり(なぜ...)告白するけれど、「キモッ」と言われて相手にされない。そんなギャレットにエリザベスが言ったのが冒頭のセリフ。ただ、嘆くギャレットに、エリザベスはこんなことも言う。


「あんたの価値が分かるのは、大学になってから」


ぽかんとするギャレットに、エリザベスは自分の服の下からブラジャーを外して渡す。ギャレットが友達の男の子たちの目の前でそれを取り出すと、みんなは「あ、すげー」といってギャレットはクラスの中で自分の居場所を取り戻す。小学生、というより男共、単純だな。


体育教師のラッセルは、話の冒頭で、エリザベスをストレートにデートに誘う。金持ち以外に興味のないエリザベスは、にべもなく却下。が、ラッセルは、へこまないし、しつこくしないし、でもあきらめない。


おっさん臭いし、高学歴ではないし、金持ちでもないのだけれど、自然体で、空気読みすぎるタイプでもない。


ブラジャーを振り回して友達とじゃれるギャレットを眺めるエリザベスに、ラッセルは、「あれ君のだろ。さっきからノーブラの胸が気になって目のやりばに困ってるんだ」と声をかける。柄にもなくたまにいいことをしたのを見抜かれて、エリザベス、ひょっとしたら内心動揺したかもしれない。そういう表現はなかったけど。


「この主人公、実はいいやつじゃん」という展開を期待すると、最後まで期待が満たされないのでダメ映画、という評価になるけれど、その辺、先入観を捨てて見ると、結構拾い物だったかも。


ただし、キャメロン・ディアスは昔からそんなに好みでない。 チェイス役のキャスリン・ニュートンの方が…ってアブねーな。


いや、この子、将来相当美人になるって。