Schwetzingenのクラシックカー祭 ― 2010年09月06日
きれいでしょう?車も庭園も。 Schwetzingen で金曜からやってた、第34回クラシックカー祭り "Classic Gala" 。この車なんか、まだ半分馬車から車になりきってない感じがする程古いのに、ぴかぴかに磨いてある。よい天気とあいまって、会場全体がとても晴れやかな雰囲気。なにせ、会場入ってすぐの景色がこれですから。
左右対称に広がる視野、かつさえぎるものなく遠くまで延びる見通し線。こんな景色が大好物。そこにならんだクラシックカー達。ここに写っているのはごく一部。160台集まったって言ったっけな。

この右側の車、1886のベンツパテントとか書いてある。たぶんこの会場で一番古い車。

これはオペル(のご先祖)らしい。右ハンドルですな。足元のペダルとかは、

二つしかない。クラッチが手動なのか?右にレバーが二つあるし。
とにかくどっちを向いても美しい庭ときらめくクラシックカー!

このプジョー、何気なさそうでいて、実は、

最後部に座席が!トランクのふたじゃなくて、明らかに座れるように作ってあった。左側のパイプがくっついたような部分も前に跳ね上がるようになっている。でも誰がここに座るんだ。

この並びは、もう馬車ではなくてはっきり車だけれども、今とは全く違う形をしている。
この一番手前の車を後ろからみると、

素晴らしい… 車を後ろからみると全然違った魅力があるのに気づいてしまった。
この車、側面に大きく日本人の名前が赤い字で書かれている。かつてこの人の車だったんだろうな… 1939年、戦争直前の製造の車です。
出展者の方々は、そのままクラシックカーに乗っても違和感のないファッションでピクニックテーブルを出してお寛ぎでした。


もう、写真撮りすぎ&貼りすぎ。もうやめる。これだけ貼ったら。

この Jaguar、さして古い車ではなさそうだが、異様に平べったい。で、後部座席があるべきところには、

エンジンむき出し。

クーッ… (今、目をつぶって酔いしれているところ)
ので、とても独りよがりなブログになりました。最後は、冒頭に出てきた、1886年のとっても古い車が走る様子をご覧ください。それでは。
iPad と Bluetooth ヘッドセット ― 2010年09月12日
そう。二つ書きたいことがあって、頭の中から両方が一度に先を争って出てこようとするので、ちっとも言葉がまとまらない。一度に一つずつ。待てっ!どっちかかたっぽにしろっ!そう、じゃんけんでも何でもいいから。よし。じゃ、iPadから。
iPad で映画が見られるのはいいんだが、ヘッドフォンが欲しいと思ってた。iPad本体のスピーカーを鳴らすと、飛行機の中で見るときはもちろん具合が悪い。家で見る時だって、うちのアパートは左右はともかく上下に音が結構響くので、あまり大きな音を出したくない。
大きな音を出したくない、とかいいつつ、実はiPadのスピーカーはあまり大きな音がでない。このぐらいの音量で、英語のセリフを聞くのはちょと辛い。字幕?字幕は事情があって、そんなものは出ない。なので、なるべく大きな音で聞きたい。
で、 Bluetooth ヘッドセットを買いました。 Nokia BH-505 その感想など。
姿形は上のリンク先のビデオで見てください。結構見た目に惹かれてこれを買いました。
まず、iPadとつながらないことには話しになりませんが、大丈夫、ちゃんとつながります。簡単に。初回とそれ以降でちょっと手順が違うのだけど、どっちにしても大体のところ、BH-505の電源を入れて、iPadを「設定」→「一般」→「Bluetooth」とたどって、BH-505が検出されるのでそれを選ぶだけ。それからつながるまでに、3~5秒くらいかかります。つながったら切れたりはしません。iPadの電源を切ったりしないかぎりは。
一つ残念なのは、上記の手順をつなぐたびに毎回やらなきゃいけないこと。2回目からは、iPadとヘッドセットの電源を入れるだけでつながってほしい。
会社携帯にもBluetoothがあるのでつないでみた。こっちは2回目以降、ヘッドセットの電源を入れるだけでつながる。iPadにつなぎたくても携帯につながる。ヘッドセットの説明書によれば、電源入れたときには最後につないだ機器につなぎに行くことになっているが、iPadが知らん顔してるので、つい、相手にしてくれる携帯の方につなぎにいってしまうらしい。そう書くとなんだか BH-505 が哀れだな。面倒なので会社携帯のBluetoothはオフにした。
音質は? えー、私は音質へのこだわりは全然ない人です。ので、こだわる方々には何の参考にもなりませんが、何の不満もありません。耳ん中に差し込むタイプなので、外の音は殆ど聞こえなくなります。 iPadのスピーカーで聞くのに比べると、はるかに大きな音で聞こえます。英語の聞き取りも驚くほど楽です。「え、俺ってこんなに聞けたっけ」と思う程。
当たり前ですがケーブルが全くありません。しかもとても軽い。この開放感は期待通りです。映画見てる最中に飲み物をキッチンに取りに行きたくなっても、映画を停めてヘッドセットを外さなくていい。いや、映画を停めてヘッドセットを外したって別に手間でも何でもないといやぁそうだけど。でも、あるでしょ、ヘッドフォンのケーブルの長さよりちょっと遠いところに手を伸ばしたいとき、面倒だな、と感じる時が。
ケーブルなくて軽いので、「装着していることを忘れるほど」と書きたいけれど、実は耳栓状態の異物感は結構あります。イヤプラグは大中小何種類も付属しているのだけど、取り替えてみるとかまだやってない。軽さはそれはそれは軽いです。
携帯用のヘッドセットなので、ヘッドセット側でいくつかの操作ができます。かかってきた電話を取ったりもできるそうなのだけど、それは試してない。携帯で音楽を聴く人のために、play/stopや早送り巻戻しができます。iPadで映画を見る時にもこの操作ができます。映画を見てる最中に飲み物をキッチンに取りに行きたくなっても、iPadを操作して映画を停めなくてもいい。いや、映画を停めるためにiPadを操作したって別に手間でも何でもないといやぁそうだけど。あれ、デジャビュ…
さて、買う前から分かっていたことですが、 iPad のSkypeは、Bluetooth ヘッドセットがあるのに気がついてくれません。本体スピーカーとマイクだけしか相手にしません。 iPad向けの新しい iOSが出れば Skypeも対応するはずとか何とかいう噂です。11月か…。iPadではSkypeあんまりしないからいいや。
[2010年12月31日追記
新しいiOSが出た後、昨日、Skypeのアップデートがありました。が、残念ながらやっぱり Bluetooth ヘッドセットから Skype の音は出ませんでした。なんでかなあ。]
[2011年8月5日追記
最近、 iPad 用の Skype が出ました。でも、やっぱり Bluetooth ヘッドセットから Skype の音は出ませんでした。だめじゃん… ]
[2011年10月2日追記
あ、いつの間にか 対応してる じゃん!]
あと、BluetoothとWiFiは干渉するんですね。えー、Bluetoothの音質には全く影響が出ていません。私に分かる範囲では。が、WiFiが時々食らうようで、Bluetoothヘッドセットをつないだまま iPadでネットワークとやり取りしていると、時々サーバとの接続ができなくなってしまいます。gだと干渉するのでaを使え、という記事を見かけますが、 iPadでaを強制する方法とかあるのかなぁ。3Gに逃げる、という手もありますが、あまりうれしくない。
うん、Wifiルータ側で n オンリーにしてみました。今まで b または g 、って設定だった。もうちょっと様子を見ないと分かりませんが、今のところOKです。
[2011年1月31日追記
結局、これは特定のWiFiルータの問題でした。上記の説明は色々間違っていて、ごめんなさい。
- Bluetoothヘッドセットを使わなくても、問題が起きる。
- 問題が起きてもWiFiはつながっている。iPadからWiFiルータの管理画面に入れる。
- インターネット接続ができなくなる。
結局、WiFiルータを買い換えて解決しました。]
ので、今のところ、BH-505はiPadで映画を見るとき専用です。
もう一つの書きたいことは、あー、おさまっちゃった。気が向いたらまた今度。
iPad と Bluetooth ヘッドセッ… ― 2010年09月12日
…さて、買う前から分かっていたことですが、 iPad のSkypeは、Bluetooth ヘッドセットがあるのに気がついてくれません。本体スピーカーとマイクだけしか相手にしません。 iPad向けの新しい iOSが出れば Skypeも対応するはずとか何とかいう噂です…
ハングオーバー! ― 2010年09月13日
で、ハングオーバー!。結婚式前日の男とその親友3人が、ラスベガスで羽目を外しにいくんだが、ホテルで朝起きてみると、色々めちゃくちゃになってて、しかも昨夜の記憶が皆ぜんぜんない。何があったのか突き止めて、結婚式に間に合うよう帰らないと~ってのがあらまし。
これはコメディなので、楽しめた、というのは笑えた、ってことで、しかもクスっとくるレベルではなくて机たたいてバンバンバンギャハハー(やってないけど)に近く笑えたってことなんだが、あー、笑えることが主な売りの映画って何があるんだろう。オースティン・パワーズとかフライングハイとかスペースボールとかか(古い)。でもそういう、明らかにおばかな主人公たちの映画ではない。主人公たちは結構常識人(一人違うか)で、本気で困ってる。
うーん、普段アクションばっかり見ているので、適切なコメディが思いつかん。生きるべきか死ぬべきか、は全く雰囲気は違うけど、同じジャンルだと思うな。あ、冒頭シーンの後、その少し前に時間をさかのぼったところから話が始まるのも似てる。
朝、ホテルで目を覚ますまでは、話がどう転がるのか分からなかったので、我慢して見てたのだけど、目を覚ましてからは、退屈する暇がなかった。最初は、予備知識なしに見るのがいいね。
日本では10月6日レンタル開始だそうだ。今度日本に帰ったら奥さんと一緒にまた見よっと。
ので、ストーリーに関する話は置いといて、ヘザー・グレアムの話する。話するっていっても
「好きじゃぁー」
以上のことではない。洋画でも邦画でもあんまり好みの女優がここ10年以上見当たらない中で、ヘザー・グレアムはとても心揺すぶられるというか、目と目の間の脳みそにずきゅっと何かが刺さるような魅力がある。もうまったく容姿だけの問題。演技力とか知りませんって。
ただ、出てる映画がオースティンパワーズだったり、他のもあんまりいい役で出てなくて、明らかに僕みたいなオッサンの鼻の下を伸ばすための役どころで出てることが多く、かつネットをあさると実生活でもおばかで鳴り響いてる、とかいう噂も目にするので、なんだか気の毒になってしまうのだった。キャメロン・ディアスとかアンジェリーナ・ジョリーとかが、明らかに日のあたる道を歩いているのに比べると、裏街道ぉな感じがする…
ハングオーバー!でもその辺の傾向は変わってない。劇中でもあんまり賢さが売りの職業には就いてないし、鼻の下伸びるシーンもあったし(ワーイ!)。いや、じゃなくて、残念です。
キャメロンとかアンジーとかスカーレットとかは皆、頭の切れるスパイとかエージェント役をやってるのに…あれ、でもオースティンパワーズではヘザーもスパイか。スパイっていうか、ボンドガールだからなぁ。
でも、この人の笑顔はとてもいい。で、この映画では、それがストーリーにばっちり効いていて、残念だけでは終わってなかった。たぶん、私はヘザーの出てくるシーンを何度も見ては幸せになるでしょう。いや、鼻の下シーンだけじゃなくて(それも見るけど)、ストーリー終盤の見せ場を。単に好みの女優のシーンだから、以上に幸せになれるシーンなので。
スチューいいなー、うらやましいなー。
ワインハイキング ― 2010年09月20日

シュリースハイム (Schriesheim)という町の交通局かなにかの企画。牛山 (Kuhberg)の斜面のブドウ畑の中のハイキング。途中10箇所に出店が設けてあり、ワインや軽食が食べられるようになっている。10箇所それぞれにはスタンプが押せるようになっていて、スタンプを全部集めると抽選で賞品があたる。参加費無料。ワインは一杯1.5€から(最初3.5€払って、グラスを返すと2€戻る)。


30分おきにツアーが出発。上の写真は出発直後、まだ町の中。

すぐにブドウ畑の中に入る。こんなブドウがいっぱいなっている。他の参加者見ると時々つまんでいるので、真似してつまむ。甘い。すっぱくはないが、割と控えめな甘さ。
これはジルヴァーナーか。でも一杯いろんな種類のブドウが植わっているので、どれがどれだか分からん。

ピノなんとかは、ブルグンダー(ブルゴーニュ、バーガンディ)って言うんだぁ、と学ぶ。ピノブランはヴァイスブルグンダー。

第2チェックポイントの出店の様子。

Neier Wein つってるから、今年のブドウで作ったんだと思う。ブドウジュースじゃない。アルコール入りだって言ってた。濁っていて、かなり甘い。
日本だとブドウはブドウ棚を作って上からぶら下がるようにするが、ここでは長い壁が作ってある。「日本では壁じゃなくて天井作るんだよ。ブドウがぶら下がってたよ」とツアーの同行者に説明した。
はぁー、だいぶ登った。ブドウ畑の上から見下ろすシュリースハイムの町並み。遠くにマンハイムの電波塔やビルが見える。

シュリースハイムのシンボル、シュトラーレン(光芒?)城 (Schtrahlenburg)址。中にはレストラン。

ちょっと離れたところから見たシュトラーレン城址。

一緒にツアーを回った人たち(一部)。サスペンダーしてるおじいさんがガイド。大体お年寄りの夫婦連れが多いが、子供連れも多い。上の写真の左端の女性は一人で参加。みんな仲良くなるので、互いに歩きながら話している。だんだん顔を覚えるので、私も話しかけられる。片言のドイツ語で答える。ドイツ語勉強しといてよかったぁーと思える時。少しドイツ語話すと皆喜ぶ。「ちょっとかも知れないけど上手いよ」「お、だんだん上手くなるね」とかおじさんが言ってくれる。「日本に行ったことがあるのよ。京都。9月だった」とか教えてくれるおばさんもいた。