ドライブナビアプリに音声入力 ― 2014年04月30日
ゴールデンウィークに入ってのんびりしている。娘たちは学校があるので出かけて、いない。で、うちの奥さんと一緒に、レストランにランチを食べに出かけた。場所は石川町。横浜中華街のそばだけど、今日のレストランは中華街の店じゃない。
で、久しぶりにちょっとしたドライブなので、ドライブナビのアプリを試してみた。しばらく前から、NAVITIMEのドライブサポーターを使って気に入ってはいたんだけど、今回は音声で操作ができるという、同じNAVITIMEのカーナビタイムを試してみた。1ヶ月無料でお試し。ゴールデンウィーク中は使いでがありそう。
iPhoneにアプリをインストールし、フロントグラスの中央、下の方にホルダで固定。iPhoneの画面が小さいので、あまり視線をそらさずに見える位置にした。しかし、ということは、運転席からは、かなり身を乗り出さないと手が届かない位置。運転中には操作できないし、信号待ちの間でも、あまり気軽には触れない。
しかし!カーナビタイムでは音声操作ができる。「ナビタイム!」もしくは「ボイスコントロール!」と呼びかけると、コマンド入力待ち表示が出るので、そこで更に「拡大」とか「あと何分」とか「目的地表示」とか言ってやると、ちゃんと認識します。誤認識はほとんどなし。認識にはちょっと時間がかかる。打てば響く、というより、「んー、あ、はい」っというぐらいの間があります。でも、言ったコマンドはまず認識してくれる。これは便利。
ちょっと困るのは、音声操作ができるのは、メインのマップを表示している間だけ、ということ。音声操作をした結果、メインのマップ以外の画面になると、そこからは音声操作では元に戻れないように見える。手で、左下隅に常に出ている、「現在地」というボタンを押すだけでメインのマップには戻れるのだけど、やはりそれでは困る。
もう一つ困るのは、車内の会話を勝手に音声操作と勘違いして反応することがあること。「ボイスコントロール!」と言わないと反応しないはずなのだが、いつの間にかコマンド入力待ち表示が出ている。そのつど、「キャンセル!」と言えば引っ込むのだけど、時には会話を勝手にコマンドと解釈して実行していたりする。その結果、メインのマップ以外の表示になったりすると、キャンセルすら音声ではできなくなる。一生懸命やっているのだけど努力が空回りしているどじっ娘、というところか。
しかし、アプリのお蔭で車はスムーズに走り、予定よりだいぶ早く石川町に到着。時間を潰すため、横浜中華街をのぞきに行くことに。うちの奥さんが、お菓子が買いたいというので、ぐぐって見つけたお店が、冒頭の写真。
番餅 重慶飯店
番餅ひと箱
番餅ひと切れ
店頭試食で食べてみたら美味しい。前日ちょっとお世話になった人がいるので、その人へのお土産と、うちで食べる分の2本を買った。他にもいろんな種類の月餅を売ってたんだけど、うちの奥さんが言うには、「試食して味が分かっているのがいい」とのこと。
うちに帰ってからも、紅茶と一緒にぱくぱくと、食べてしまう。娘たちも気に入った様子。下の娘は最近、ダイエットのためにお菓子は食べない、と言い張っていて、今日のお菓子も最初は見るなり「食べない」と宣言したのだけど、一口食べたら、その後ふた切れ三切れと食べてました。
あ、ランチはどうだったかというと、かなり美味しかったけど、ちょっと期待しすぎていて、驚きがなかったかな。サービスとパンと素材がよかったです。
Lideoでしおり同期 ― 2012年12月29日
お断りについては先日の記事参照。その記事で、Lideoでは読みかけの本を別の端末で開いたときに、最後に読んだページにさっと飛ぶ方法がない、とぼやいたんですが、一応できるのを発見。端末間で「しおり」の同期ができる。
今読んでいるページに「しおり」をつけることができて、過去にしおりをつけたページにいつでも飛べるようになってるわけですが、このしおりのリストを、サーバに送って(しおりの同期)、サーバから他の端末で受信する(これも、しおりの同期)ことができます。
しおりの同期は、メニューボタン>その他>しおりを同期する、で実行できます。手元の端末とサーバの両方に、新しいしおりがある時には、どっちでどっちを上書きするか聞いてきます。マージはしてくれません。
なので、別の端末で続きから読むには、元の端末でしおりをつけて、同期し、別の端末で同期して、最新のしおりに飛べばいい。
......
これだと、元の端末で読むのをやめたときにしおりをつけ忘れると、困る。やっぱり随時どこまで読んだか記録していてほしい。しおりつけたら自動的にすぐ同期する、っていう設定があるだけでもいい。
まぁ、Kindle でも、最後に読んだときにネットワークがつながらないところにいると、次の別の端末で読んだときに続きから読めない、ってことは頻繁に起きるんですけどね。
Lideo買いました ― 2012年12月23日
電子書籍リーダー Lideo
お断り:私はBookLive! に出資してる五社の一つと関係あります。へへへステマステマ。でもBookLive!から見ると、単なるユーザーだけどね。
で、まだ本1冊しか買ってませんが、いいです。とてもいいです。この軽さは新鮮。
iPad2のKindleで本読むのは、家で座ってる時はいいんですが、寝転がって読むのは辛いし、日本の通勤時の満員電車で読むのも無理です。それに比べると第2世代Kindleは軽くていいんですが、ドイツ語辞書の入れ方が分からないし(ドイツアマゾンからドイツ語書籍は買えるんですが、本の中から単語を選択して呼び出す辞書としてドイツ語辞書を入れたいのだけど、それができない。iPadのKindleではできてます。)日本語の本も読めないので、そろそろ新しいKindle買うかなぁ、と思ってたところに発表されたのが Lideo 。グッドタイミング。
Kindle同様、何もしないで最初から3Gが使えるのも嬉しい。ただ、ドイツでは使えるかどうか、まだ試してません。第2世代Kindleは、アメリカアマゾンから買ったわけですが、日本でもドイツでも問題なくネットワークにつながります。利用規約によれば、Lideoは国内でのみ使うこと、となっているので、だめかも。試してみてからまた報告します。
[2013年1月12日追記:ドイツではつながりませんでした。おまけに、ACアダプタが100-120Vなので、充電もできないことが判明。次の帰国までは戸棚にしまっておくことに。]
画面表示はとてもシャープで美しいです。活字に、引き締まった感じがあります。まぁ最近のKindleでの日本語表示は見てないので比べられないのだけど、第2世代KindleやiPad2 Kindleのアルファベット表示と比べた限りでは、如実な違いがあります。
あと、Lideoに頑張ってほしいのは、異なる端末間での、今読んでいる場所の同期。Kindleでは、ある本をiPadで読んでいるときに、同じ本をKindleで読もうとすると、iPadで読んでいた箇所がさっと開きます。同じことができないのはとても不満。LideoだけでなくPCでもiPad/iPhoneでもAndroidでも同じ本が読めるのはとてもいいのだから、ぜひここをなんとかしてほしい。
[2012年12月29日追記:既に一応なんとかなっているのを発見。]
Lideo で読む電子書籍は、BookLive!という電子書店で買います。ここの日本語書籍の品揃えは、現在日本最大の約9万冊で、約7万冊のKindleストアをしのいでいるらしい。BookLive!の中で検索してみると、東野圭吾、では2冊しか出てきませんが、林真理子では31冊出てきます。ただし、同名の別人の本も数冊混じってる様子。ここまでうちの奥さんが読みそうな著者名。
このミステリーがすごい2012のランキングがどのくらい入ってるかどうか見てみる。
- 国内編一位、横山秀夫は11冊、64<ロクヨン>も入ってます。
- 二位、宮部みゆきは4冊、ソロモンの偽証はなし。
- 三位、月村了衛は3冊ですが、機龍警察 暗黒市場入ってます。
- 四位、三津田信三は、5冊。幽女の如き怨むものはなし。
- 五位、西村健は2冊、地の底のヤマはなし。
うーん、結構ない。僕にとっては 伊坂幸太郎23冊はどうでもいいが、鯨統一郎30冊は嬉しいかも。どういう趣味だ。
- 海外編一位、スティーブ・ハミルトン解錠師あり〼。
- 二位、デイヴィッド・ピース占領都市はありません。
- 三位、スコット・トゥロー無罪はなし。
- 四位、アーナルデュル・インドリダソン湿地、ま、ねーわな。
- 五位、フリードリッヒ・デュレンマット失脚/巫女の死、ないです。
うーん、頑張りましょう。ジェフリー・ディーヴァー1冊、ドン・ウィンズロウなし、ってのも痛い。
Kindleストアで同じことをしてみる。
- 横山秀夫16冊、64<ロクヨン>もあります。
- 宮部みゆきはなし(原案やってる漫画はあったけど)
- 月村了衛1冊、機龍警察…はなし。
- 三津田信三5冊、幽女の如き…はなし。
- 西村健1冊、地の底…はなし。
- スティーヴ・ハミルトン解錠師あり〼。
- ディヴィッド・ピース占領都市なし。
- スコット・トゥロー無罪なし。
- アーナルデュル・インドリダソン湿地なし。
- フリードリッヒ・デュレンマット失脚/巫女の死なし。
うーん、これが日本の電子書籍の現状か。頑張れ。
Windows8をVT-xなしの仮想マシンで ― 2012年12月07日
さて、先日むやみにWindows8をインストールして懲りたので、今度はも少し慎重に。仮想マシンで動かせないものか、探ってみた。
軽くググってみると、世の中仮想マシンでWindows8を動かしてみたレポートであふれてます。なのに、なぜ今更もう一つ書くのか。
うちのPCは安物で、プロセッサに仮想化サポート機能がない。VT-xってやつがありません。ググってみた感じでは、軒並み「VT-xを使うよう仮想マシンを設定しましょう」「ホストマシンのBIOS設定でVT-xを有効にするのを忘れずに」って書いてあります。
目標
うちのプロセッサはPentium T4400という、VT-x機能のない、非力なチップ。どうにかならないものか。
発見
さらにググってみると、おお、どうやら32bit版OSならVT-xなしでも動かせるらしい。こないだダウンロードしたWindows8は32bitか、64bitか、どっちだ。
挫折
ふむふむ、64bit OSでダウンロードすると64bit版が、32bit OSでダウンロードすると32bit版が落ちてくるのか。えー、じゃぁだめじゃん。うちのWindows7は64bit版だから、こないだ落としたのは64bit版だ。うちに32bit OSなんてないし。詰んだか…
第2の発見
が、さらにじたばたして、Windows8 Enterprise 評価版というのを発見。90日間しか動かないれど、無償。しかも、これはダウンロード時に32bit版(x86版)か、64bit版(x64版)を選べるようになってる。これだ!
さっそく32bit評価版を取ってきて、Virtualboxにインストールする。VT-xは当然無効にする...
第2の挫折
だめだ。以下のメッセージが真っ黒な画面にでて止まる。
Your PC needs to restart. Please hold down the power button. Error Code: 0x0000005D Parameters: 0x0306170A 0x756E6547 0x49656E69 0x6C65746E
いろんなページを見ても、32bit版OSならVT-xなしで動かせる、とあるんだけど...
光明
あきらめて、VMware Playerを試してみると、ありゃ、動くぞ。
こうやってインストールした32bit評価版で、あらためてWindows8 Proアップグレード版(購入済み)をダウンロード。
ひょっとして、と思ってVirtualboxで動かしてみるが、上と同じメッセージが出る。
VMware Playerで動かしてみると、あっさり動きました。
結論
VT-xのないプロセッサでも、32bit版のWindows8なら、VMware Playerで動かせる。
うーん、少し動きがもっさりしているような気がするが、まぁしばらく使って様子を見てみよう。
うっかりWindows 8、必死でWindows 7 ― 2012年10月28日
Windows8アップグレード版を入れてみたのだけど、色々と期が熟していない感じがして、元に戻そうとして1日潰した話を書きます。
教訓は、当たり前すぎるけど、バックアップを取ってからやりましょう、です。
金曜日、アップグレード版のニュースが流れた。4000円しないのか。それはお手頃、と後先考えず、早速購入して間髪居れずインストール。ここでポイントは、
- バックアップを取らずに始めた。特に、アカウント/パスワード情報を取っておかないと色々はまる。
- ダウンロードしたWindows8のインストールメディアも作らなかった。
Windows 8でじたばた
何もかもまっさらにする「クリアインストール」じゃなくて、個人データを残したままインストールする、という選択肢があったので、そっちを選ぶ。
インストール自体はさくさく進行し、割と早く完了。おお、これがメトロインターフェース。
そんなに今までの使い勝手に思い入れがないので、新しい画面ってだけで楽しいし、それの使い勝手がそこそこよければ、それに慣れてしまおう、というつもりではあったのだけど。
ぜんぜん問題なかったのは、従来のデスクトップへの切り替え。デスクトップ、ってボタンがでかでかと新しい画面にある。それから電源オフ回り。新画面で右下隅にカーソルを持っていくと、電源関係のボタンが表示される。
問題その1。なんと基本アプリがほとんど何も動かない。
メールも、カレンダーも、天気も、ストアも、ファイナンスも、コンタクトもメッセージも。動いたのは地図だけ。動かないものは、クリックすると、それが全画面に広がって起動しかかるのだけど、すぐに新メニュー画面に戻ってしまう。起動していないかというと、実行中のアプリの一覧(新メニュー画面でカーソルを左上隅にもって行ってから下に引きおろすと出ます)には溜まっていて、個別に止めることもできる。
従来デスクトップ上のFirefoxなどは問題なく動くのだけど、そういう使い方をするなら Windows8にしなくていいし。
メンテナンス機能として、「個人データを残したまま再インストール」というのを見つけたので、やってみたが、状況変わらず。というか、むしろ悪化。データは残っているのだけど、Windows7で使っている間に入れたアプリが全部なくなった。いや、そうなるとはやる前から分かっていて、再インストールすればいいや、と思っていた。そう、アプリは再インストールできる。でも、
問題その2。Firefox の bookmark と、アカウント/パスワード情報を引き継げてない。
この二つがないと結構触角をうしなった蟻のごとくさまよってしまう。 bookmark はまぁまた探せばいい。アカウントとパスワードも別の場所に殆どは記録があるのだけど、アサブロのアカウントが分からなくなってしまった。ガーン。
毒を食らわば皿まで、「個人データも捨てて、クリアインストール」という機能を実行。ただ、さすがにこの時は個人データのバックアップをとった。
すると、問題その1は解消した。メールもカレンダーも天気も……みんな動きました。おお、なんだか楽しい。ストアが動いたので、アプリのアップデートとかも iPad のApp store と似た感じでできる。 Skype が目立つところにあったので早速インストール。メトロ Skype 問題なく動く。天気もOK、ファイナンスで株価情報とかも出しておける。よしよし。と思ったら、
問題その3。なぜか「メール」アプリで Asahiネットのメールにアクセスできず。
Thunderbird のアカウント情報を引き継げてないので、いまいち正しいパスワードを入力しているかどうかに自信がない。少しじたばたしてあきらめ。
Twitterも大事。「ストア」でTwitterアプリを探して、Tweetro と MetroTwit を入れてみる。が、どういうわけか、どちらも、
問題その4。Twitter につながらない。
これはアカウント/パスワードはちゃんととってあって、ブラウザからはそれでアクセスできるので、間違いはない。じゃ、いいよもう、ってことで従来デスクトップ画面で TweetDeck をインストール。つなごうとすると、「TweetDeck アカウントを作ってください」という。何それ?今まで使ってた TweetDeck ではそんなこと言われなかったんだけど……不満を持ちつつも、新しいアカウントを作ろうとしたら、作れない。
完全にあっちでもこっちでも詰んだので、Windows 7に戻すことに。
Windows 7への帰り道
実は6月頃にシステムイメージのバックアップを外付けハードディスクに取ってあった。これを書き戻そうとしたのだけど、Windows 8は受け付けてくれない。
問題その5。Windows 8からはWindows7のシステムイメージを書き戻せない。
ドイツ語なので何言ってるのかもう一つ分からないのだけど、 多分。
確か、Windows7はちゃんとパッケージで買ったから、メディアがあったはず。ドイツで買ったPCで日本語を扱おうとしたら Windows 7 Pro でないとだめ、と言われて、アップグレード版を買ったんだよなー、とパッケージを取り出してみたら、中にあったのはライセンスキーのみ。
問題その6。 Windows 7の再インストール用のメディアがない。
これはまずい。
が、さっきからじたばたした時に、C:ドライブに怪しいパーティションが二つばかりあるのを見かけていた。これはきっと…というわけで、ノートPCのベンダーのページを漁った結果、工場出荷時の状態に戻せることが判明。問題その6が解決。「データは何もかも消えますがよろしいですか」よろしいですとも。ええ、もう、どうせね。
暗闇から4つの色とりどりの光が集まってWindows 7のロゴが現れた時の懐かしさ加減ときたら。涙出そう。
ここからWindows 7 Proのライセンスキーを入力。すると、Windows Update が起動し、なんと116個の必須アップデートを開始。時間のかかることかかること。
やっと終わって、システムイメージを書き戻したいのだけど、その機能がどこにあるかが分からない。ドイツ語メニューのままだと探しにくいので、日本語化を優先。Windows Update で Japanese language pack を入れればいいはず、だった。
問題その7。Windows 7を日本語化できない。
リブートしてもコントロールパネルの言語の所に日本語がメニューとして出てこない。Windows Updateによれば、Japanese language packはちゃんとインストール済みになっている。パニック。
じたばたしていたら、Windows 7のアクティベーション(ライセンス認証)を促すメッセージに気がつく。「認証により、Windows 7 Proのすべての機能をご利用いただけるようになります」云々。これか?これなのか?
やってみたら、日本語がメニューとして現れたので、問題その7が解決。コントロールパネルの説明が日本語で読めるようになったので、 問題その5が解決。システムイメージを書き戻す。問題その2も解決。おかげでこうしてアサブロにアクセスできてます。
結局問題その3と問題その4は解決を見ないままにWindows 7の世界に返ってきてしまいました。ほとんどの情報は復旧しましたが、7月8月に受け取ったメールが全部なくなってしまった。9月以降はサーバに残ってた。
Windows8は、アップグレード版を購入した際に来たメールを見ると、再購入せずに再ダウンロードする方法が書いてありました。しばらくして改善されたと評判が立ったころに、万全のバックアップをしてからもう一度やってみよう。
[2012年12月6日追記。仮想マシンで動かしてみた。これがまた紆余曲折・試行錯誤の末に...]