Windows8をVT-xなしの仮想マシンで ― 2012年12月07日
さて、先日むやみにWindows8をインストールして懲りたので、今度はも少し慎重に。仮想マシンで動かせないものか、探ってみた。
軽くググってみると、世の中仮想マシンでWindows8を動かしてみたレポートであふれてます。なのに、なぜ今更もう一つ書くのか。
うちのPCは安物で、プロセッサに仮想化サポート機能がない。VT-xってやつがありません。ググってみた感じでは、軒並み「VT-xを使うよう仮想マシンを設定しましょう」「ホストマシンのBIOS設定でVT-xを有効にするのを忘れずに」って書いてあります。
目標
うちのプロセッサはPentium T4400という、VT-x機能のない、非力なチップ。どうにかならないものか。
発見
さらにググってみると、おお、どうやら32bit版OSならVT-xなしでも動かせるらしい。こないだダウンロードしたWindows8は32bitか、64bitか、どっちだ。
挫折
ふむふむ、64bit OSでダウンロードすると64bit版が、32bit OSでダウンロードすると32bit版が落ちてくるのか。えー、じゃぁだめじゃん。うちのWindows7は64bit版だから、こないだ落としたのは64bit版だ。うちに32bit OSなんてないし。詰んだか…
第2の発見
が、さらにじたばたして、Windows8 Enterprise 評価版というのを発見。90日間しか動かないれど、無償。しかも、これはダウンロード時に32bit版(x86版)か、64bit版(x64版)を選べるようになってる。これだ!
さっそく32bit評価版を取ってきて、Virtualboxにインストールする。VT-xは当然無効にする...
第2の挫折
だめだ。以下のメッセージが真っ黒な画面にでて止まる。
Your PC needs to restart. Please hold down the power button. Error Code: 0x0000005D Parameters: 0x0306170A 0x756E6547 0x49656E69 0x6C65746E
いろんなページを見ても、32bit版OSならVT-xなしで動かせる、とあるんだけど...
光明
あきらめて、VMware Playerを試してみると、ありゃ、動くぞ。
こうやってインストールした32bit評価版で、あらためてWindows8 Proアップグレード版(購入済み)をダウンロード。
ひょっとして、と思ってVirtualboxで動かしてみるが、上と同じメッセージが出る。
VMware Playerで動かしてみると、あっさり動きました。
結論
VT-xのないプロセッサでも、32bit版のWindows8なら、VMware Playerで動かせる。
うーん、少し動きがもっさりしているような気がするが、まぁしばらく使って様子を見てみよう。
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