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Die verbotene Insel (禁断の島)2011年08月21日


期待の協力型ゲーム。海水が押し寄せてずぶずぶと沈んでいく島から、4つの宝物を探し出し、ヘリポートから脱出せよ!


それぞれ違う特殊能力を持った6人のキャラクターから、自分のコマを選びます。ルールによれば、ランダムに決めるらしいのだけど、どのキャラクターがいるかいないかで難しさが思い切り変わる!


パイロット(島のどこにでもいつでも行ける)がいるのといないのでは大違い。


島が沈むのは、自分の番の最後に、毎回島カードを何枚か引くとき。出たカードに書いてある場所がまだ乾いてたら、まず浸水します。もう浸水していたら、完全に水没します。


浸水した場所は、排水して乾かせる。でも水没したらもう二度ともとに戻らない。


宝物の種類ごとに、手に入る場所が決まっていて、ある宝物が手に入る場所は二つしかない。両方とも水没してしまったらその時点で全員負け。ヘリポートが水没しても負け。


島は、24枚の(タイル=場所)からできている。島カードもそれに応じて24枚ある。上から順に島カードを引くだけだと、同じ場所が二度沈むことはない。


もう一つ、宝物カードの山があって、これも自分の番の最後に毎回引く。こっちで「水位が上がった!」カードが出ることがある。そうしたら、一度引いた島カードを島カードの山に戻すので、さっき沈んだ場所がもう一度沈む可能性が出てくる。


それでも、そんなに簡単に同じ場所が二度沈まないよなぁ、と思っていたら、とんでもないルールが仕込んでありました。


一度引いた島カードを山に戻すときには、戻すカードだけをシャッフルして、まだ引いてない山の上に載せます。引いてないカードはシャッフルしないのです。これだと、一度沈んだカードばかりが立て続けになんども沈むことに!


一回目はパイロット、エンジニア、ナビゲータだったので、割合あっさり宝物が集まり、無事脱出できました。でも、実はルールがまだ良く分かっていなくて、島カードを引く枚数が少なめだった(本当は3枚引かなければいけないのに2枚しか引いてないとか)せいもあります。


2回目は、潜水夫、エンジニア、運び屋だったので、大事な場所が沈み始めると手の打ちようがなく、


  あ、


と気がついたらヘリポートが沈んでました。


下の娘によると、


おもしろいんだけどー、何かすごくどきどきして怖い。


とのこと。


慣れるまでは、今回の、島やメンバーが難しいのか易しいのか分からないのがちょと辛い。


Munchkin2011年08月21日

マンチキン Munchkin


モンスターのいる洞窟を探検して、宝物を手に入れるゲーム。


っていうと違うなぁ。宝物が目的ぢゃない。自分のレベルが10になると勝ち、ってゲームだから、とにかく自分が強くなることが大事。


「マンチキン」の意味は、自分が勝つためには、ルールにはっきりダメって書いてない限り、なんでもやっちゃう奴のこと。雰囲気ぶち壊してでも、他の人が迷惑しても、きにしなーい。


これも以前からある有名なゲームだから、あんまり説明しないけど、


カードゲームで、洞窟カードと宝物カードがあって、洞窟カードを引くことで探検する。


モンスターが出たら、モンスターのレベルと自分のレベルを比べて自分の方が大きければ勝てる。


自分のレベルが低くても、武器や鎧や魔法のカードがあって、そこにある数字を自分のレベルに足していい。


勝ったら自分のレベルが一つ上がり、宝物カードも何枚か引ける。


まぁ話の設定はドラクエみたいな感じ。ただし、とてもおちゃらけてる。


たとえば、「 足し算間違えたのでレベルが一つあがってしまう 」カードがあったり、「 ルールではできないことになってるけど目をつぶっとく 」カードがあったりする。モンスターも、「 鼻水だらけの鼻 」とか「 弁護士 」とか「 怒ったにわとり 」とかいうのがある。特に弱いモンスターに変なのが多いかな。


これ、やってみる前は、僕は楽しめるけど娘たちはどうかな、って思ってた。娘たちはロールプレイングゲームなんてゲーム機版ですら知らない。


ところが、娘たちは結構あっさりなじんでしまった。一方僕は、なんだか乗れない。


ドイツ語版なので、カードの意味は全部僕が説明しないといけない。これが結構面倒くさいし、僕だけじゃなくて、全員が誰がどんなカード持ってるか知ってることになるのも興をそぐ。


自分のレベルが今いくつなのか、覚えておかなければいけないのも苦しい。結構レベルがすぐ上がったり下がったりするし、自分のレベルだけじゃなくて、他の人のレベルも結局覚えておかないといけない。だって誰かが自分のレベルを勘違いしてたら、それも面白くないでしょ。


レベルマーカーを自分で用意すればいいんだけどね。


日本語版が昔はでてたんだなぁ。これだと楽しいかもね。



僕は「これあんまり面白くないよ、もうやめよーよー」と言ったけど、娘たちは二人とも「えー面白いじゃん」と言ってたので、日本語版が入手できそうならいいかも。