メルセデス・ベンツ博物館 ― 2010年08月05日
博物館の建物自体のこの凝りよう!これ、博物館の正規の順路からは外れた裏道だと思うのだけど、こんなに空間がうねってる。
シュトゥットガルトにあるこの博物館まで、車で1時間30分かけていってきた。高速降りてからが少し距離がある。この辺一帯メルセデス・ベンツのテーマパークのようになっていて、スタジアム、ショールームなどが並んでいる。なんだか窓の外も未来的。
シュトゥットガルトにあるこの博物館まで、車で1時間30分かけていってきた。高速降りてからが少し距離がある。この辺一帯メルセデス・ベンツのテーマパークのようになっていて、スタジアム、ショールームなどが並んでいる。なんだか窓の外も未来的。
あ、ここは写真もビデオも撮影に一切制限なしです。
通常入場料にオーディオガイドが込みになっていて、日本語を含め、各国語のガイドがある。館内を動き回ると勝手に始まる説明と、展示物のそばで操作すると始まる説明の2種類あった。
最初は車の創世記から始まるので、ふんふんと聞いていたのだけれど、だんだん説明はどうでもよくなってきて、展示されている車の姿形に見入ってしまった。初期の車は馬車を改造したのでこんな感じ。
これもいい味だしていると思うのだけど、もう少し立つと車らしくなって、こうです。
この辺からわくわく感がし始めた。このぴかぴかに磨かれた感じがとっても非日常。で、わくわくが止まらなくなったのは、この辺からかな。
古い映画の中とかで、白黒だったりする映像の中でしか知らないものが、目の前に、手で触れる距離に実物そのものとして輝いている。古いから、アンティークだからかっこいいのではなく、最新のガジェット(iPhone4とかね)への憧れと同じ種類の欲求を感じる。
いや、買いたいとか思ってない(買えるわけもないが)。ただこの車で走ってみたい。
で、もう少し時代が下ると、流線型が始まる。しかもこの計器の並びが何か脳内にいつもと違う感覚を引き起こす。内装赤いし。
ガルウィングだし。
この辺からもうピカピカ流線型のとりこ。これなんかマッハ号っぽい。
これは一見野暮ったいが、窓の面積が広くてやたら視界がよさそう。殆ど柱がない。四方ガラス張りの水槽みたいな車。
この車、私が生まれた頃の車だ。
右上の黒いマークは、オーディオガイドの説明がある印。
この車は確か…たぶんこの車だったと思ったけど…
当時の女優とか著名な女性がこぞって御用達の一世を風靡した車。女性の名前、ジーナ・ロロブリジダしか思い出せん。
特設展示はスーパースポーツカー。常設にすればいいのに。
これは最近のらしいが、古いのだってこんなに凄い。
これで60年代。後ろ半分全部エンジン。ちょっとデロリアンも連想。
結局2時間半か3時間ぐらい見てた。帰り際は1階のミュージアムショップでモデルカー(1/18、あっちこちパカパカ開きます)を買って、レストランのバーカウンターで Eiskaffeeを頼み、興奮した頭を少し冷やしてから帰ったのでした。あ、モデルカーは甥っ子へのお土産です。僕は本物がほしい。
そうそう、シュトゥットガルトには、ポルシェ博物館もあって、こないだは前だけ通りがかってきた。これがまた建物のデザインが来てるんだ…またいかなきゃ。
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