安房鴨川へ ― 2008年08月17日
今週、夏休みをとって、安房鴨川に出かけた。例によって上等の宿を奥さんが探して、鴨川館に2泊することに。1日目は道すがらいろいろ立ち寄り、2日目は海水浴場へ、3日目に鴨川シーワールドを訪れた。
1日目はブルーベリー狩りができるという旅名観光農園フルーツ村に行ってみた。細くて対向車とすれ違えないような道をたどって受付らしい小屋にたどり着いたが、誰もいない。少し着いたのが早すぎたらしい。奥さんが電話をかけてみたら、山の方に行っているとのことで、10分ぐらいで戻ってきてもらえた。
ブルーベリー狩りは山の方でする、とのことで、小さい4WD車(ジムニー)で連れていってもらうことに。これがすごい道を通った。この車でないと通れないぐらい細い泥道(ちょっと降った後だった)を、すごい勾配で上り下りしながら通っていく。ほんの5分ぐらいの道なのだが、ジェットコースターより怖い。四駆の好きな人が車を走らせにくるコースにもなっているというところを、「ブルーベリー狩りとセットのサービス」ということで通ってくれた。
着いたところは川辺で、ブルーベリーの木が十数本ぐらい植わっている。車が着く直前に真っ黒い蛇を見かけた。ヤマカガシだろうとのこと。車を降りたときにはもうどこに行ったか分からなくなっていた。川の向こう岸には滝も見える、涼しげな風景。実際にはかなり暑かったけど。
ブルーベリー狩りは、30分ほどかけて、採ってその場で食べつつ、もらったプラスチックのカップにも貯めて、大カップ二つ、小カップ二つ分を集めた。赤いのはすっぱいが、黒い粒は甘い。大きな粒は特に甘い。旅行中におやつとしてあらかた食べてしまった。
宿は結構立派な店構え。宿の人の対応もしっかりしている。でも、何かこう、「がんばって高級感を出そうとしています」という感じで、個別のサービスはそれぞれいいと思うのだけど、全部を包み込む雰囲気、みたいなものがないような気がした。部屋からの海の眺望は爽快。食事も満足。風呂も広さ、雰囲気とも十分。露天風呂が川に面していたりしないのは立地からして仕方がない。いい宿なんだけどねー。この宿で売ってるびわゼリーはみずみずしくておいしい。お勧め。
2日目は前原海水浴場へ。いい天気で日差しが強いので、完全防備する。浅いところで、大して泳ぎもせず、ただ来る波に体が持ち上げられたり流されたりするのを楽しんだ。砂の城も作りかけたが上げ潮ですぐだめになった。そのうち一度本格的に作ってみたい。やってることがとても子供だと自分で思うが、子供の頃にほとんど海に行っていないからしょうがない。
3日目は鴨川シーワールドへ。8年前に一度きたことがあるが、結構出し物が進化していた。4つもショーがある(シャチ、アシカ、いるか、ベルーガ)のは、他の水族館では聞いたことがないくらい豪勢だが、全部みるとちょっと疲れる。日差しがきつくて、ショーの客席に売りにくるアイスがよく売れていた。子供たちはスタンプラリーノートを買って(200円)、魚そっちのけでスタンプ集めに熱中していた。
昼食は鴨川市内のイタリアンレストランでピザとパスタ。もっと本格的なイタリアンもできる店のようだったが、連日の宿の食事でおなかいっぱい、そこまでおなかがすいてない。しかし、ピザとパスタも上出来。2時過ぎだったが、駐車場はいっぱいになっていた。
行きも帰りも道はほぼ渋滞知らず。鴨川市内の国道128が少しだけ混んだくらい。
鴨川市内のスーパーODAYAには別棟に本屋と100円ショップがある。結構まともな本屋さん。ODAYAさんは鴨川市内にも何軒かあるようで、最初、違う店舗に行って本屋のことを聞いたら教えてくれた。2日目の海水浴の後、涼しい書店内で本を物色してすごした。
暑い夏に暑い房総にいってどうする、と、あまり期待していなかったのだけど、よい天気と暑さに恵まれて、夏らしい旅行になって、とても満足。
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