日本科学未来館 ― 2008年03月02日
もう先週の土曜日のことになるのだけれど、お台場の 日本科学未来館に行った。仕事でなくお台場に行くのは実は初めて。
きっと駐車場なんてどこもいっぱいなんだろうなと思って、割合朝早めに出かけてみた。10時ぐらいに着いたら、ひと気が少ない。むしろ閑散としている。天気は快晴で暖かくて行楽日和なのに。それでも頭が切り替わらなくて、自由の女神像側の臨時駐車場に\1500/日を払って車をとめたのだが、後から思えば、未来館の駐車場も、モールの駐車場も空いていたはず。
急に行こうと思ったきっかけは、読売新聞の記事。 「理系の苦手な私が、ふと気付けば閉館時間まで滞在。」というコメントで、これなら子供も楽しめそう、と思ったから。
他に寄り道をしていったら、未来館に着いたのは13:30。これはちょっと遅すぎた。いろんな展示が、見たり体験したりできる時刻が決まっていて、13:00の次は16:00というパターンが多かったから。ただし、3Fの展示しか見てないので、他の階の様子は知りません。
時刻の決まっていない展示を見て回ったが、最初はどれもずいぶん堅くて子供には楽しめない展示に見える。RFIDタグを作ってVR博物館はまだしも、コンピュータの歴史はうちの子には難しすぎる。マグレブの説明も堅いなー。
しかし、14:00からのAsimoの実演はよかった。テレビでは見たことがあっても、実物を見たのは初めて。走るAsimo、滞空時間0.6秒。
さらによかったのが、プラネタリウムのドームで見るアニメ、「宇宙エレベータ ~科学者の夢見る未来~」 。アニメにも宇宙にも関心のないうちの奥さんが「よかったね」と言っていたくらい。視野を包み込むドームスクリーンをうまく使って、遠くまで広がる風景の広大さと奥行きを感じさせるのに成功していた。シナリオも余計なひねりがなくて好感度高い。最後の大学の先生方のコメントで泣けたのは、自分が子供の頃にナイーブに思い描いていた、科学が作るばら色の未来を、まだちゃんと専門的に追いかけている人たちが頑張っていることが分かって嬉しかったから。
付け加えておくと、しばらく見ていると3Fにも子供が楽しめる展示がそこかしこにあるのが分かってきた。真ん中にかなりの設置面積をとって置かれていた「インターネット物理モデル」はピタゴラ装置みたいだし、その反対側にある「スモールフィッシュ」とか「共画」は何人も子供が集まって離れないくらい。
結論。12時前に着くようにして、もう一度行こう。
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