自己流コーヒーフロート ― 2013年09月07日
うちで、コーヒーフロートを作って家族皆に食べさせたら大好評を博したので、レシピを記す。
まず、グラスを用意する。お湯を使うので、耐熱ガラスが吉。上のグラスは、クリスマスマーケットで入手したグリューワイン用のグラスなので、熱いのは平気。耐熱ガラスのグラスがなければ、コーヒーカップでもOK。
コーヒーはインスタント。あ、そこであきれないように。ドリップでもエスプレッソマシンでも可。僕流はインスタント。
少量のお湯で溶かし、スプーンでよくかき混ぜます。
氷を入れて冷やします。
適量の水で薄めます。氷が先か、水が先かについては、識者の間でも意見が分かれています。
アイスクリームを投入します。やっぱりバニラアイスが王道だと思う。カップアイスをスプーンですくって入れると、フレーク状になります。これが実は大事。
できあがり。このレシピの売りは、アイスクリームの表面に氷の膜が張ってシャーベット状になるところ。アイスクリームのなめらかさと氷のシャキシャキ感を同時に味わえます。そのためには、アイスクリームを丸くすくって入れるよりも、フレーク状にする方が、表面積が多くて吉。
ドイツのたいていの Eiskaffee より、きりっと冷えてる分美味しい、と密かに思ってます。夏冬問わず、どうぞ。
瓶詰めルーでタイカレー ― 2013年08月15日
ここんところ、日本が夏らしく暑いので、タイカレーを作った。しばらく前から、何回か作って、スーパーで売ってる瓶詰めのグリーンカレールーを使うとやたら旨いのができると分かったので、日本にも瓶詰めルーを持ってきた。
レシピはこれだけ。
グリーンカレー 5皿分
・グリーンカレーのルー 70g
・鶏肉 400g
・茄子 4本(日本サイズ) ドイツサイズなら1本でOK
・オクラ 一袋
・ココナツミルク 400ml
・オリーブオイル 少々
茄子は細切りに、オクラはへたと尻尾だけを取る。鶏肉は食べやすいサイズに適当に切る。
カレー鍋にオリーブオイルを入れて、中火でルーを1分ほど炒める。鶏肉を足して、ルーと一緒に炒める。焼き色がついたところで、ココナツミルク、茄子、オクラを全部入れて、15分ほど煮込む。
それでできあがりだけど、お好みに応じて、もう1,2時間煮込んでも可。
茄子が決め手。細切りにするけど、結局溶けてしまうので、どう切っても構わないっちゃ構わない。
オクラは今回初めて入れてみた。いかにもグリーンカレー向きな気がする。
ココナツミルクの量は、もう少し少なくてもいいかもしれない。300mlぐらいかな。400mlだと今回はこってり感があった。
炒めた鶏肉にココナツミルク、茄子、オクラをぶっこんで煮込み開始。
15分ほどでOK。でも僕はいつももう2時間ほど煮る。ドイツなら電熱コンロを最弱目盛りにして。日本では、保温鍋に入れて放置した。
できあがり。旨いっ。きりっとした辛さで、額から腕から汗が吹き出る。
うちの奥さんや娘たちも、大いに気に入ったのだけど、ぜんぜん辛くないらしく、汗もでないそうだ。上の娘なんか、辛いのは苦手だからグリーンカレーはやだー、と言ってたのに、平気で食べてる。やはりドイツ人向けに辛さを手加減したルーなのか…でも僕は辛いのが好きで、そこそこ辛いものも平気で食べるんだけど、このカレーは辛いと思うんだけどなぁ。
なお、オクラとグリーンカレーの相性はばっちりでしたが、もっと小さく切ってから入れればよかった。オクラの繊維は丈夫なので、煮込んだ後でも横には切れないのですよ。縦には裂けるけど。星型の輪切りにしてから入れるのがよさそう。
トマトのスパゲティ ― 2012年02月05日
タマネギ小一個(みじんぎり)
にんにく5,6片(スライス)
トマト小半分(サイコロ切り)
濃縮トマト缶 70g
マッシュルーム大3個(5mm厚くらいにスライスした後、乱切り)
固形ブイヨン 少々
ブルーチーズ 半径5cm×角度15度
乾燥唐辛子 1本弱
スライスしたにんにく5個をオリーブオイルで熱し、タマネギみじん切りを加えてよく炒める。
うちのコンロは電熱なので、火加減が難しい。最大火力のまま、せっせとかき混ぜて、炒まったら、サイコロ切りしたトマトと、濃縮トマト缶を入れる。トマト缶3杯分の水を入れて、煮立たせる。
ずっと以前にも使った、濃縮トマト缶、ドッピオ・コンチェントラート。あ、これはフランス語で書いてあるや。ドゥブル・コンサントレ。たぶん同じ会社の商品。
煮立ったら、固形ブイヨンを入れる。加減が分からないので、7mm角のかけらの半分だけ切っていれてみた。
弱火にして、30分煮込む。その後、塩と砂糖で味付け。これも加減が分からない。
今回は、味見をしながら、5cc、と書いてある匙で、まず塩を2杯弱ぐらい入れてみた。その時点で少し入れすぎたかな、と思ったのだけど、次に砂糖を同じ匙で1杯ぐらい入れると、いい感じになった。元記事にあるように、「少し甘いくらい」。
さて、その間にスパゲティを茹でる。それからにんにくとマッシュルームと唐辛子を別のフライパンでオリーブオイルで炒める。
ブルーチーズは白い皮を切り取って、中のやわらかい部分だけにする。
スパゲティが茹で上がったら、取り出して水を切る。マッシュルームのフライパンにトマトソースの半分、スパゲティ、ブルーチーズを投入して、よく混ぜる。ブルーチーズの塊が見えなくなり、全体が同じ色に染まったら、できあがり。
うん、おいしい。「少し甘い」のがいつもと違う感を出してる。ときどきスーパーで買う瓶詰めトマトソースは、酸味が効いた味になってるんだけど、今日のはほんのり甘い。水気が飛んでて、ソースがスパゲティによく絡まっているのも我ながら上出来。スパゲティの茹で加減まで今日は完璧。
でも、毎度作るには手間がかかりすぎ。半分残したトマトソースは冷凍しておこう。
骨付きチキンの煮込み ― 2012年01月15日
レシピ:
とり骨付き肉 500~600g
しょうが少し (今回は省略し、代わりにニンニクひとかけを入れた)
水400cc (だそうだが、200cc で充分)
酒200cc
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ6
本来レシピにないけど、オレンジマーマレードをティースプーン3杯ほど入れてみた。
やることは鶏肉をニンニクと炒めて、残りの調味料と一緒に鍋に入れて煮込むだけ。
煮込んでしばらくたったところ。
出来立てのアツアツもいいけど、たぶん、しばらく置いて、味がしみこんだ頃が旨い。
で、チキン丼。煮汁が鰻丼のたれみたいになっていて、ご飯によく合います。
週末のジャガイモ退治 ― 2011年10月23日
しかし、あまりの量に、助けを呼ぶことに。
Geschnetzeltes Schweinefleisch 細切りの豚肉300g強。スーパーで既にこういう形に切って売ってます。細切りというにはやや太いけど。
いい感じに炒まったので、一旦どけて、ジャガイモと戦う。
ぎゃぁ。なんぼなんでも多すぎ。しかし強火で攻め続ける。
さっきの肉と、調味料(塩小さじ3、砂糖小さじ6、しょうゆ大さじ3、酒…ないのでみりん大さじ3)で攻撃すると、ようやく手に負える感じになってきた。
洋芋肉糸。1人前。これだけで満腹に。おいしゅうございました。
明日の朝も、昼も戦いは続く。多分。