アスパラガス再び2010年06月05日


6月のアスパラガス

またアスパラガスをゆでた。上は買ってきた袋を解いたところ。

アスパラガス、調理前

さて、これが元の量。よく見て覚えておいてください(いや、覚えなくてもいいけど)。

アスパラガス、削ったところ

皮を剥くとこうなります。前も書いたけど、鉛筆をナイフで削るみたいなもん。
結構削っちゃったのが分かるかな。削る前と後では、左から右への順番は変わってません。

アスパラガス、根元を切ったところ

さらに、根元を5cm、思い切って切りました。元の量と比べると、だいぶ減ったねぇ。
元が500gなんだが、これで何グラムあるんだか。
これを15分ばかりゆでて、ホーレンディッシュソースをかけて、パテみたいなハムを添えて、できあがり。

アスパラガス、ハムとソースを添えて

削った甲斐あって、今回は口に残る繊維質なし。バターを75gもぶち込んだ凶悪なホーレンディッシュソースと、その熱でほぐれたパテハム?と、焼きたてパンと、開けたて白ワインで、充実した昼食。高血圧の人には致死性の食事になりました。たまにだからいいよね。

ハイデルベルクの花火大会2010年06月06日


夜のハイデルベルク城

ハイデルベルクでは、年三回、6月7月9月に花火大会が毎年開かれるそうで、昨日が今年最初のそれだった。

花火が盛大に上がる前に、まずお城がかがり火でライトアップされる。上の写真は電気の照明で照らしているが、火で照らすと下のように真っ赤になる(ビデオ1)。

真っ赤なハイデルベルク城

この後、お城の火が消されてから花火大会が始まった。古橋から打ち上げられていて、かなり近くから見ていたので音も大きいし高く揚がって見えた(ビデオ2)。結構目新しい種類の花火もあって(ビデオ3)、見ごたえありました。

7月、9月はまた花火業者が変わるので、違う趣向になるそうだ。

iPadで記事を書く2010年06月11日

試してみたのだが、アサブロのエディタは使えなかった。文字入力欄を選択しても、ソフトキーボードが出てこない。強制的に出す方法があるのかなぁ?旧式画面では問題なく書けました。と、おもったら、あっ、添付画像が指定できないぞ。

エーベルバッハのスリル2010年06月13日

Eberbach, 駅

1時間半もかけてCalwにいかずとも、すぐ近くにも山あいの町はあるわけで、ネッカー川を30分ほどさかのぼって、 Eberbach に行ってきた。同名の少佐をどうしても思い出すが、たしか設定上も何の関係もなかったはず。

川沿いの道の路肩が公式に駐車場になっていて、そこに車を停めて歩く。小さな町。目立つ教会が二つある。一つは目抜き通りの端に。

Michaelskirche, Eberbach


もう一つは、これより大きくて、塔が二つ、人物像がたくさん付いている(PhotoSynth)。カトリックの教会らしい。

St. Johannes-Nepomuk Kirche

Eberbachの町の裏手には、ちょっとした丘があって、その中腹をぐるっと回る形で、 「見晴らし周回道」とかいう名前が付いた道が走っている。そっちへ歩いてみた。確かに道はあるが、あまり人が通っている気配がない。おい、見晴らしもないぞ。

Panoramaruntumweg, Eberbach

行けども行けどもこんな道。

Panoramaruntumweg, Eberbach

そのうち、やっと頂上に向かう道が見つかる。お、何か見えるぞ。

Ohrsbergturm, Eberbach

Ohrsbergturm, Eberbach

これは、ロールプレイングゲームなら、入る前にセーブするべきところ。ひと気を感じたら、直ちに逃げ戻るつもりで中に入る。

A view from Ohrsbergturm, Eberbach

頂上には気持ちのいい風と、 Eberbach の町とその回りの  Neckar 渓谷のパノラマが待っていた。

心地よく汗を掻いたのを口実に、町へ戻って戸外カフェで甘いものを食う。

Mocha Becher

この日、初めて iPad を持っていって、3Gで使ったのだけど、 Eberbach の町の近辺ではとても遅かった。ビットレートが低いというより、そもそも応答するまでにとても時間がかかる。家に帰ってからは3Gでもまともに使えたので、これは山の中だったから、と思うことにした。

The Ghost Writer2010年06月13日

最近、MannheimのCinemaxxもViernheimのKino Polisも英語版上映が少ないので困っていたら、昨日、英語版上映が近所の映画館 Gloria であるのを見つけたので見てきた。

 

The Ghost Writer

 

 

すごく良かったが、日本での上映が決まっている気配がみえない。ロマン・ポランスキー監督、ユアン・マクレガー主演、ピアーズ・ブロズナンも出てるし、宣伝できないってこともなかろうに。

 

「イギリス元首相の回想録のゴーストライターをユアン・マクレガーが引き受ける。しかし彼の前任者は不審な死を遂げていた。」てな感じのサスペンス。アクションシーン僅少。最初は緊迫感もそれほどではなく、ただいやな感じが続く。でもテンポは結構速い。

 

映画が始まって間もなく主人公が人気(ひとけ)の少ない島にやって来る所は「シャッター・アイランド」に似ているが、あれとは展開も雰囲気もだいぶ違う。

 

怖い話、暗い話、なんだけど、笑いどころいっぱい。砂地の道を無理矢理自転車で走ろうとして砂にタイヤを取られるユアン。夜中に首相夫人の予期せぬ訪問を寝室に受けて、洗面所で鏡を見ながら "Bad idea" とつぶやくユアン。観客もみんな笑ってた。

 

なんだかキャスティングで大体真相が読めてくるのが面白い。だって○○には○○な役は合わないし、いかにも○○な感じだからねぇ。ってサスペンスのネタ晴らしを避けようとすると何も書けないな。

 

首相夫人の Olivia Williams は初めてみたけど、とても魅力的だった。こんな人、日本の俳優にもいましたよね。と、言いつつ、誰か思い出せん。

 

原作があって、原作者も一緒に脚本を練ったそうだ。この、思い切り悪役の首相のモデルはブレアで、原作者はブレア夫妻の親しい友人だそうだ。えっ?

 

そろそろ DVDも出るらしいので、原作と一緒にアマゾンで買うつもり。