アスパラガス再び ― 2010年06月05日



皮を剥くとこうなります。前も書いたけど、鉛筆をナイフで削るみたいなもん。
結構削っちゃったのが分かるかな。削る前と後では、左から右への順番は変わってません。

さらに、根元を5cm、思い切って切りました。元の量と比べると、だいぶ減ったねぇ。
元が500gなんだが、これで何グラムあるんだか。
これを15分ばかりゆでて、ホーレンディッシュソースをかけて、パテみたいなハムを添えて、できあがり。

削った甲斐あって、今回は口に残る繊維質なし。バターを75gもぶち込んだ凶悪なホーレンディッシュソースと、その熱でほぐれたパテハム?と、焼きたてパンと、開けたて白ワインで、充実した昼食。高血圧の人には致死性の食事になりました。たまにだからいいよね。
ハイデルベルクの花火大会 ― 2010年06月06日
iPadで記事を書く ― 2010年06月11日
エーベルバッハのスリル ― 2010年06月13日

川沿いの道の路肩が公式に駐車場になっていて、そこに車を停めて歩く。小さな町。目立つ教会が二つある。一つは目抜き通りの端に。


Eberbachの町の裏手には、ちょっとした丘があって、その中腹をぐるっと回る形で、 「見晴らし周回道」とかいう名前が付いた道が走っている。そっちへ歩いてみた。確かに道はあるが、あまり人が通っている気配がない。おい、見晴らしもないぞ。

行けども行けどもこんな道。

そのうち、やっと頂上に向かう道が見つかる。お、何か見えるぞ。


これは、ロールプレイングゲームなら、入る前にセーブするべきところ。ひと気を感じたら、直ちに逃げ戻るつもりで中に入る。
心地よく汗を掻いたのを口実に、町へ戻って戸外カフェで甘いものを食う。

この日、初めて iPad を持っていって、3Gで使ったのだけど、 Eberbach の町の近辺ではとても遅かった。ビットレートが低いというより、そもそも応答するまでにとても時間がかかる。家に帰ってからは3Gでもまともに使えたので、これは山の中だったから、と思うことにした。
The Ghost Writer ― 2010年06月13日
最近、MannheimのCinemaxxもViernheimのKino Polisも英語版上映が少ないので困っていたら、昨日、英語版上映が近所の映画館 Gloria であるのを見つけたので見てきた。
The Ghost Writer
すごく良かったが、日本での上映が決まっている気配がみえない。ロマン・ポランスキー監督、ユアン・マクレガー主演、ピアーズ・ブロズナンも出てるし、宣伝できないってこともなかろうに。
「イギリス元首相の回想録のゴーストライターをユアン・マクレガーが引き受ける。しかし彼の前任者は不審な死を遂げていた。」てな感じのサスペンス。アクションシーン僅少。最初は緊迫感もそれほどではなく、ただいやな感じが続く。でもテンポは結構速い。
映画が始まって間もなく主人公が人気(ひとけ)の少ない島にやって来る所は「シャッター・アイランド」に似ているが、あれとは展開も雰囲気もだいぶ違う。
怖い話、暗い話、なんだけど、笑いどころいっぱい。砂地の道を無理矢理自転車で走ろうとして砂にタイヤを取られるユアン。夜中に首相夫人の予期せぬ訪問を寝室に受けて、洗面所で鏡を見ながら "Bad idea" とつぶやくユアン。観客もみんな笑ってた。
なんだかキャスティングで大体真相が読めてくるのが面白い。だって○○には○○な役は合わないし、いかにも○○な感じだからねぇ。ってサスペンスのネタ晴らしを避けようとすると何も書けないな。
首相夫人の Olivia Williams は初めてみたけど、とても魅力的だった。こんな人、日本の俳優にもいましたよね。と、言いつつ、誰か思い出せん。
原作があって、原作者も一緒に脚本を練ったそうだ。この、思い切り悪役の首相のモデルはブレアで、原作者はブレア夫妻の親しい友人だそうだ。えっ?
そろそろ DVDも出るらしいので、原作と一緒にアマゾンで買うつもり。