シュテーデル美術館のオーディオガイド2012年05月29日


シュテーデル美術館正面

フランクフルトに先日ちょっと寄ってから、マイン河畔の Museumsufer (博物館・美術館の岸辺)の雰囲気がいいのが分かったので、改めて出かけてきた。

ここにはたくさんの博物館・美術館が固まって並んでいます。

写真美術館

上は写真美術館。

建築博物館

で、これは建築美術館。

通信博物館

さらにこれが通信博物館。この写真では切れてますが、屋根の上には、アンテナがたってました。

で、冒頭の写真がシュテーデル美術館。12世紀ぐらいから現代までの絵画中心の展示。ドイツ画家の絵が多いですが、レンブラント、モネ、ドガ、ムンク、ピカソ、クレー、ウォーホルとかもあります。普段芸術美術と縁のない私でも、はっとするような現代美術もあります。

中は個人用途ならば写真を撮ってもOKで、一杯取ってきたのですが、このブログには広告を張ってあったりするので、残念ながら載せないでおきます。あー、インパクトのある絵がたくさんあったのになー。

今回一番気に入ったのは、Max Liebermann の「アムステルダム孤児院の自由時間
(小さく表示された絵の右下の丸十字ボタンを押すと、もう少し大きく表示されます)。
木漏れ日と空気感が好き。

ここのオーディオガイド、よくできています。日本語がないので英語版を聞きました。お勧めコースが50作コースと25作コースから選べます。そのほかに、個別に作品の横に書いてある3桁の番号を入力して説明を聞くこともできます。

これが、オーディオガイド端末。小さい。ヘッドフォンと、首にかける紐がついてます。この画面は、50作のお勧めコースの冒頭を表示してます。

オーディオガイド端末

これ、どうやら iPhone と同じ、 iOS が入っている様子。ほら、なんだか見たような表示が…

オーディオガイドのボリュームコントロール

僕は25作コースを見て回って、ついでに気になる絵があったら追加で説明を聞いてました。

ティッシュバインが描いた、イタリア旅行中のゲーテ、の絵がここの目玉の一つなのだけど、オーディオガイドによると、「ティッシュバインは必ずしも絵が旨くなかった。それはゲーテの足を見れば分かります」とのこと。

言われてみると、腰がどこにあるのかよく分からない。上半身から想像される位置に腰があるとすると、腰から膝までが長すぎるような…

地下の現代美術の部屋の入り口近くには、アンディ・ウォーホル版のゲーテがあります。
ウォーホルが、プレスリーとかマリリンとかの絵をコピーしたのと同じように、ティッシュバインのゲーテをコピーしたもの。顔だけ。足はなし。ナイス。

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