波打つドイツの大地 ― 2010年07月17日
ヴュルツブルクへは高速を使うのが速いのだけど、地図上ではあんまり遠回りに見えるし、高速って走ってて楽しくないので、行きはほぼまっすぐ向かうべく、山道を通ることにした。これがとてもよかった。
道はきちんと舗装されているが、おおむね畑の中を走っていく。時々小さな村を通り過ぎる。その前後で大きな坂があることが多い。一山登ったところにある村もあれば、大きく下った底にある村もある。
上の写真は村を抜けて畑の真ん中に来たところで車を停めて撮った。360度、ゆったりと大地が波打っている。 パノラマ写真 で見てほしい。
なんとなく勢いで撮ったので、どこで撮ったのか分からなかったが、家に帰ってから、撮影時刻と、Google Mapのルート検索での所要時間算出機能を使ってあたりをつけてみた。すると、思いがけない手がかりがあって、場所がほぼ確定できた。
より大きな地図で
波打つドイツの大地
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地図の下の方の赤丸で囲ったところにギザギザの畑の境界がある。これが、パノラマ写真にはっきり写っていた。ギザギザ境界の見える角度と、道路の交点を探すことで、撮影場所がはっきり特定できた(風船マークの場所)。
イギリスの田舎にいくと、丘に白い馬だの巨人だのが描いてあったりするらしい。なんだかそれに近いものを見つけた気分だ。
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